開業までの流れ

1.開業の決意

まず、飲食店を出店すると決意します。
でも何から始めたら良いのか分からない。こう言ったお問い合わせが非常に多く寄せられます。

そこで、まず大切なのは

■ 何故飲食店を開業しようと思ったのか?
■ 飲食店出店の為に用意できる資金はいくらくらいか?
■ 通勤を考えどのあたりで出店をしたいのか?

この3つくらいは最低でも明確に決定しておいてください。

この3つさえ決まっていたら、弊社の無料相談でお問い合わせ頂ければ
今後の進め方を御指導いたします。


2.コンセプトの構築

■ どんな店をやりたいのか?
■ どんな立地でどんなお客さんに来てほしいのか?
■ そのお店はお客さんに支持されるのか?

飲食店出店において一番大切な柱になるのが「コンセプト」です。

出店前にこれらを明確に決定しておかないと日が経つにつれて
何屋か分からない店舗になってしまう事もしばしば。

この「コンセプト」を明確に決めておけば、
時間が経過して店の運営に悩んでも「コンセプト」に立ち戻って考えれば
解決できる悩みも多々あります。


3.事業計画の作成

飲食店を経営すると言う事は会社を経営する事と同じです。

会社経営で一番大切な物は売上、仕入れ、原価、収益等の集計と予測です。

飲食店に限って言えば水商売と言われるだけに丼勘定で収支を重視しない店舗も見かけます。
こう言った店舗に限って自分の店が

“儲かっているのか儲かっていないのかが分からない”

とまで言います。

こう言った事態にならない為に家賃、人件費、光熱費、原材料費などを書き出し

“一体自分の店はどれくらいの利益を出すことが出来るのか?”

を分析してみる事が大切です。

この作業を行って始めて物件や業態選びが出来ると言っても過言ではありません。


4.物件探し

お店のコンセプトを決め、簡易的な事業計画書を作成したら、コンセプトと計画に合う物件探しを進めます。
物件選びは、お店の成否に大きく影響するため、慎重に検討し決定します。 物件選びのポイントは、次の通りです。

* ターゲットとする客層の人がいるか
* お店を見つけてもらえる場所か
* 家賃は払い続けられる範囲内か
* 周囲の競合店の有無と繁盛しているか

物件選びでは、実際に、現地に足を運び、立地の確認や商圏調査をしっかりと行ったうえで、いくつかの候補物件の中から比較検討して、物件を決定します。


5.資金調達・融資計画

飲食店の出店で自己資金だけで出店出来る方は非常に少ないと思います。

銀行や政策金融公庫などに融資を依頼して出店するという方が大半でしょう。

但し誰にでもお金を貸してくれるという訳ではありません。

“事業として魅力があり債務返済が必ず出来ると思われる店、人に融資をするのです。”

だからこそ2~4で説明した「コンセプト」「事業計画」「物件」は
融資を受ける上で非常に大切な要素となります。

融資担当者の質問に対して理論立てて受け答えを行えること。?また事業計画書から無理無く返済が出来ると読み取れること。

これらが非常に重要な要素となります。


6.仕入先の選定

飲食店において、仕入れ先の選定は「食材そのものの選定」であり、お店の命とも言えます。毎日安定した材料を供給してくれて、仕入価格や支払方法に無理がない業者を探しましょう。お互いが気持ち良く取引できることが重要です。

7.各種届出や資格など

飲食店の開業にあたっては、保健所や消防署をはじめとする各種機関への届け出が必要です。

保健所

飲食店の営業許可を取得するためには、保健所に届け出をしなければなりません。まずは管轄の保健所に、お店の図面や提供メニューなどの資料を持って相談に行ってください。開業の前には保健所によって検査が行われますが、事前に相談に行っておくとスムーズに進みます。

消防署

防火管理者選任届や防火対象設備使用開始届などいくつかの届け出が必要です。保健所と同じように、予め相談に行っておくとスムーズに進みます。

飲食店の開業に調理師免許は不要

意外に思われるかもしれませんが、調理師免許は必須ではありません。飲食店開業のために必要な資格は食品衛生責任者と防火管理者です(防火管理者は30人以上を収容する場合のみ)。いずれも各都道府県で開催される講習を受ければ取得できますが、忘れないようにしましょう。

居抜き物件は注意が必要

注意しておきたいのは居抜き物件の場合です。営業内容や収容人数など、お店の状態によって規定や基準が変わるため、「前のお店が営業していたからうちも大丈夫だろう」と決めつけてはいけません。必ず確認をしましょう。


8.開業

やっと開店までこぎつけました。おめでとうございます。
これであなたもオーナーです。

でもこれからが本番です。
お客様に来店頂いて満足して帰って頂かなければなりません。
そして常に販促や人材募集、メニュー改定などやることは盛り沢山です。

この作業の他に収支の管理、業者支払、そして一番大切な社員、パートの給与の計算と支払を行わなければなりません。

弊社にも

“給与を支払いたいんだが源泉徴収や雇用保険はどうやって計算するんですか?”

とお問い合わせ頂く事があります。

これらを全て執り行って始めて飲食店経営者となります。